食事介助の正しい手順〜食事の前にするべきこと〜 それでは実際の食事介助の方法・手順について触れていきます。まずは食事の前に気を付けておきたいポイントを紹介します。 食事前の声かけ 最初に、食事の時間であることをしっかりと伝えましょう。と、体のひねりや前かがみが減り、介助姿勢が安定して、負担を減らすことがで きます(写真287)。 図287 食事介助用の椅子 ④ 入浴介助 入浴に伴う移乗や移動、更衣、そして風呂場での介助は腰部に強い負担が生じま す。• 食事に集中できる環境を整える • 立ったままで介助せず視線の高さを合わせる • 状態に合った姿勢に調整し、食事中大きな崩れがな いかを留意する • 全面介助するのではなく、できてるところを引き出す • トロミが必要な場合は、適切なトロミを
食事介助の基本的な姿勢 注意点と麻痺 認知症などの症例ごとのポイントを紹介